こんにちは。最近は連日連夜雨が続き、筆者は三日連続で雨の中自転車を走らせました。
意地でも電車に乗りたくないので(笑)
しかしそんな真似をすれば一発で自転車はぼろぼろになります。
今回は雨の中を走った自転車にどんなダメージがあるのか、それに対してどんなメンテナンスをすればいいのかについて触れてみたいと思います。
チェーンオイルの流失、チェーンの錆
雨天走行後のチェーンはこんな感じ。
油は雨で流され、一切残っていません。
油を失って水に濡れたので錆も出ています。
かなりひどい状態です。
多くの人が誤解していますが、チェーンはさびて当たり前の部品ではありません。
錆を落とすのはなかなか難しいですが、下記記事で解説したチェーンメンテナンスをしておけば性能は維持できます。
ブレーキシューの摩耗
リムブレーキの場合、雨天走行後はリムやブレーキ周辺にこんな黒い汚れが残ります。
この正体はブレーキダストです。
通常、自転車のブレーキシューはダストが出るほど激しく摩耗しませんが、路面が濡れていると地面の砂埃などを巻き上げ、それがブレーキシューに付着、摩耗を早めてしまいます。
筆者宅から学校までの往復20km以下でもブレーキレバーのリーチが変わるくらい摩耗しますので、下記記事で解説するブレーキワイヤーの調整が必要です。
汚れが残っているとブレーキング時に異音が出る原因となりますので、中性洗剤とタオルで洗っておきましょう。
これらのメンテナンスをしておけば、自転車をそこそこ良いコンディションに保つことができるでしょう。
やること自体はママチャリからロードまでほぼ同じですので、もし暇なら試してみるといいと思います。