こんにちは。今回は購入当初から問題となっていた圧倒的なブレーキの効かなさをなんとかしました。
他のNX-7021オーナーさんの参考になるよう、ちょっと解説多めで書いていきます。
真似する方は自己責任で。
今回取り付けたのはシマノ R50T2。
SORA/Tiagraグレードのロード用ブレーキシューです。
コンパウンドが柔らかいため、制動力の向上が見込めます。
Amazonアソシエイトリンクを貼っておきますので、そちらから購入して頂くと筆者が潤います。
必要な工具
必要な工具は、
- 5mm六角レンチ(標準装着のブレーキシューを外すのに使用)
- 4mm六角レンチ(新しいブレーキシューを取り付けるのに使用)
- 10mmコンビネーションレンチ(ブレーキキャリパーのセンター出しに使用)
百均のDIYコーナーで各種サイズがセットになったものを110円で入手できます。
作業手順
まず、ブレーキワイヤーを緩めてシューとリムの間に隙間を作ります。
写真で触っている勾玉のような部品を反時計回りに回すと隙間ができます。
現在ついているシューを外します。
シューを固定するボルトまたはナットを反時計回りに回し、外します。
古いブレーキシューが外れました。
新しいブレーキシューを取り付ける際は、シュー本体に分厚いワッシャのくぼんでいる側を合わせ、キャリパーの内側に取り付けます。
薄いワッシャは写真のようにボルトと一緒に外側に取り付けます。
ブレーキシューを合わせ、ねじを軽く締めます。
このとき
- タイヤにシューが接触しない
- シューがリムに対して平行
になるよう、角度を合わせながら取り付けます。
シューを抑えつつ六角レンチで締められるだけねじを締めます。
反対側も同様に行います。
冒頭で緩めたブレーキワイヤーを戻します。
最後にセッティングを合わせます。
まずはセンター出しです。
ブレーキシューとリムの間隔が左右で同じになるよう調整します。
ブレーキ裏側に10mmのナットがあります。
これを軽く緩めます。
外す必要はありません。
三つ前の写真のような角度から左右のシューとリムの間隔を確認し、均等になる状態を片手で保持しつつ、もう片方の手でナットをしっかりと締めます。
続いてワイヤーの調整です。
側面にあるねじを緩め、ブレーキシューとリムの間隔が1.5~3mm程度になるよう手でキャリパーを抑えます。
その状態でワイヤーを張り、ねじを締めれば完成です。