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【解説】ママチャリのサドル交換方法

こんにちは。今回はママチャリや低価格帯のクロスバイクやマウンテンバイクの一部に採用されているナット留め方式のサドル交換方法について解説していきます。

 

目次

 

 

ママチャリでサドルを交換することの恩恵

なぜわざわざサドルを変えるのかといいますと、

ママチャリに標準装着されているサドルは太すぎて短すぎるため、座る位置を前後に変えることができません。

また、内ももと干渉し、がにまたになりがちでよろしくありません。

 

サドルに求められる条件

筆者が思うに、サドルに求められる条件は以下のようなものです。

  • 細く、足に干渉しない
  • 長く、前後にポジションを移動できる
  • 柔らかく、路面からの振動で尻を痛めない

自分がおすすめしているのは以下の商品です。

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作業手順

では、具体的な交換作業についての解説に入っていきます。

必要な工具はモンキーレンチ一本だけ。

ダイソーなどでも売られています。

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これが今回脱着していくサドルです。

 

 

古いサドルの取り外し

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側面にナットが見えていますが、これがサドルを固定しています。

 

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早速緩めましょう。

正ねじですので、反時計回りに回すと緩みます。

錆ついて回らない場合は、クレ5-56を吹いてやると高確率で回ります。

 

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ナットが取れると、サドルはぐらぐらの状態になります。

しかし、まだ交換することはできません。

 

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外したナットの内側にある金具を取り外します。

 

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反対側に回ると、先ほど外したのと同様のナットがあります。

片方は外れていますから、引っ張れば簡単に取れます。

他の部品が散乱する場合があるのでご注意を。

 

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外した部品はこんな感じ。

真ん中の二つはサドルのレール内側についています。

部品の順番を間違えると、まったく取り付けられないのでご注意を。

 

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先ほどの作業で一緒にとれる場合もありますが、車体側のシートポストにこのような部品が残っている場合が多いです。

外しておきましょう。

 

 

新しいサドルの取り付け

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先ほどの部品を並べた画像で真ん中にあった二つの部品は、このようにギザギザの面どうしを合わせてサドル下側のレール内側に入れます。

 

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このように入ります。

うまく入りにくいですがこの部品は鉄製なので、多少力業で突っ込んでも大丈夫です。

 

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部品を並べた画像で左側にあったナット付きの軸とレール外側の金具をはめます。

 

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反対側はこんな感じです。

 

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レール外側の金具をはめこみ、ナットを手で軽く締めます。

まだきつく締めてはいけません。

 

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シートポストにサドルを戻します。

 

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モンキーレンチでしっかりとナットを締めこんで、完成です。