こんにちは。今回はこの貧弱で安っぽい樹脂製ブレーキレバーを取り外し、アルミ製のものに交換します。ついでにグリップもクッション性のある太めのものに交換します。
部品紹介
今回用意したのは吉川製作所のBAA対応アルミブレーキレバー。
近所のリサイクルショップで300円でした。
新品で買うならTEKTRO MAMA BIKE LEVERが断然おススメです。
以前これの黒を使用していましたが、今回付けたレバーよりも剛性が非常に高く、値段以上の満足感でした。
グリップはメルカリにて400円のスポンジグリップをチョイス。
バーエンドキャップも付属です。
交換作業
まず最初に邪魔となるグリップを外します。
無傷で脱着することも可能ですが、今回はグリップも劣化しているのでカッターで切って手早く外します。
ブレーキワイヤーの固定を解除します。
アウターワイヤーを写真左側に引っ張って…
下に動かし…
奥に押し込めば取れます。
ブレーキレバーを固定している9mmの六角ボルトを外すのですが、見事にサビて固着していたので5-56を吹いて数分放置した後、ネジザウルスで外しました。
ブレーキレバー跡地。
グリップの長さを考えて新しいブレーキレバーを差し込み、5mm六角穴付きボルトを締めて固定します。
レバー裏側の穴にワイヤーのタイコをはめ込み、外した時と逆の手順でワイヤーをレバーに取り付けます。
ブレーキユニット側も元通り固定し直して、ワイヤーの調整を行います。
調整が終わったらグリップとバーエンドキャップを付けて完成です。
まとめ
両側ともに交換が終わり、試走してきました。
まずブレーキレバーについて。
レバーのたわみが大幅に減ったことでブレーキそのものの性能を最大限発揮できるようになったことが感じられます。制動力、コントロール性ともにワンランク上の性能を感じることができました。
今回ついでとばかりに交換したグリップも、大きな効果を感じられました。
太くなったことで力を入れてこぐ際に手を握りこみやすく、柔らかくなったことで手が痛くならなくなりました。結果として加速力や安定感が向上しています。
安いママチャリはちょっとした部品交換でも大きな効果を感じられるので楽しいです。
それではまた次回お会いしましょう!