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【2022最新】Galaxy S3α SC-03EにAndroid9.0をインストールする方法【カスタムROM】

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かつてドコモから発売されたこちらの端末。

4コアCPU、2GB RAM、32GB ROMなど、どこをとっても当時としては破格のスペックでした。

しかし残酷なドコモはAndroid4.3まででこの素晴らしい端末のOSアップデートを打ち切りました。ユーザーの買い替えを促進するためです。

ですが非公式なものであれば現在でもそれなりに新しいOSを使うことができます。

今回はこのSC-03EにAndroid9.0ベースのcrDroidAndroidをインストールする方法について解説していきます。

この作業の中で全データを削除する操作があります。

真似する方は自己責任で。

 

 

必要なもの

  • 本体
  • PC
  • 通信対応microUSBケーブル
  • ネット環境

 

必要なファイル

Odin Downloader

本体にカスタムリカバリをインストールするためのツール。

下記の公式サイトからダウンロードしたファイルの中から「Odin3.(バージョン名)exe」を実行すると使用できる。

Odin3 v3.14.4 Flash Tool [Windows, Mac & Linux] – Odin Downloader (odinflashtool.com)

 

TWRP

カスタムリカバリ。カスタムROMをインストールするために本体にインストールするソフト。

androidfilehost.com

 

crDroidAndroid

カスタムROM本体。

 

crDroidAndroid-9.0-20210201-sc03e-v5.12.zip | by solarisintel for Galaxy S3 (androidfilehost.com)

 

OpenGApps

PlayストアをはじめとしたGoogle系アプリをデフォルトで入れた状態にしておけるソリューション。

カスタムROM本体と同時にインストールする。

下記サイトからARM 9.0 picoを選択してダウンロードしておく。

The Open GApps Project

 

TWRPのインストール

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電源を切った状態から音量-、ホーム、電源ボタンを同時押しすると、このような警告画面が現れます。

 

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音量+で続行すると、このようにダウンロードモードに入れます。

 

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ダウンロードしておいたOdin3を起動します。

韓国語で約款が出てきますので、OKを押して進みます。

 

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このようにソフトが起動しました。

 

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準備しておいた本体をmicroUSBケーブルで接続すると、COMが認識されます。

 

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APを選択し、ダウンロードしておいたTWRPのファイルを指定します。

 

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Startを押すと書き込みが行われます。

書き込み完了後、本体は自動的に再起動します。

 

TWRPでの作業

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電源が落ちた状態から、音量+、ホーム、電源を同時押しし、docomoロゴが出たら電源ボタンのみ離します。

すると写真のようにTWRPが立ち上がります。

 

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TWRPで起動している状態の本体はPCに接続するとこのようにエクスプローラーから操作できますので、Internal Storage直下にカスタムROM本体とGAppsのzipファイルを貼り付けます。

 

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TWRPのホーム画面左上、Installを選択します。

 

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このように各種ファイルが表示されますので、スクロールしていってカスタムROMのファイルをタップします。

 

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この画面になりますので、Add More Zipsを選択して、GAppsのファイルを選びます。

そのあと画面下部のSwipe to confirm flash をスワイプします。

 

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インストールが始まります。

 

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インストールが完了したら左下のWipe cache/dalvikを選択し、Swipe to Wipe をスワイプします。

最後にReboot Systemを選べば初回起動が始まります。

結構時間がかかるのでまったり待ちましょう。

 

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起動が完了しました!

あとは通常通り初期設定を済ませれば完了です。

これでマトモに使えるOSがインストールできました。めでたしめでたし。

 

新品バッテリーの供給

こういった旧世代機で泣き所となるのがバッテリー。

せっかく新しいOSを入れてもバッテリーが劣化していると性能が引き出せずカクついたり、最終的には起動しなくなります。

しかしこの機種はワンタッチでバッテリー交換が可能で、新品バッテリーも供給があります。

現在販売されている中で最も安いのがこちらのバッテリー。

これまで5台のGalaxyS3シリーズを所有してきた筆者も愛用する商品です。

amzn.to

 

海外版GalaxyS3と国内版はバッテリーのサイズが微妙に違うため、必ず国内版に適合するものを購入してください。

国内版については全て共通です。

そのあたりについては下記記事で触れています。

blackusagi.hatenablog.com