こんにちは。今回は倉庫に転がっていた謎の腕時計を分解、電池交換していきます。
ふつうは背面に型番やメーカーの記載がありますが、そういった類のものはありませんので、行き当たりばったりで作業するしかありません。
ねじの使われていない時計のバックプレートを外すには、こういった専用工具が必要です。筆者が使っているものは絶版ですが、同じような工具は販売されています。
こんな風に、部品の隙間に突っ込んでこじります。
パカっという音とともにあっさり取れます。
普通はもともとと同じ電池で交換すればいいのですが、こいつの場合問題がありました。
サイズの合わない電池を紙片で無理やり固定して入れていました。
元々の電池サイズを調べなければいけませんが、ネットでは調べようがありません。
ノギスで電池ホルダの寸法を測定しました。
測定結果は直径6.5mm、深さ4mmです。
測定誤差や部品の公差、取り付け時の余裕などを考えると直径6.8mm、高さ2.15mmのSR621SWが最も近いのではないか、という結論に至りました。
今回はコチラの製品を購入。
ムラタ SR621SW(364)×1個コイン電池・ボタン電池・時計用電池・酸化銀電池メール便1kgまで組み合わせ自由で同梱中 セット 価格:66円 |
取り付けてみるとドンピシャです!
無事に動きました。
最後に側面のツマミを回して時刻合わせを行い、作業完了です!