2021/4/21 改稿
こんにちは。以前レストアして弟にあげた自転車の変速が渋いということで、今回は格安クロスバイクやMTB類型車に多く使われるサムシフターでのシフトワイヤー交換について書いていきます。
必要な工具
- モンキーレンチor5mmアーレンキー(車種により異なる)
- ワイヤーを切れる何か(必ずしもワイヤーカッターでなくてもよい)
モンキーレンチはいくつかのサイズで使い分けたほうが便利。
ワイヤー交換用なら下記リンクにある小型のものがおすすめ。
アーレンキーはこちら。自転車で使うサイズはほぼ完全に網羅されている。
ワイヤーカッター。自分の仲間内ではこれの評判がいい。
ちなみに僕はネジザウルスの切断部分で代用しています。
勢いよく切ればそれでもほつれません。
必要な部品
シフトワイヤー
今回使用したのは最もベーシックなこちらの商品。
作業工程
現在のワイヤーを取り外す
1.インナーワイヤーの固定を解除
2.シフターからインナーを引き抜く
6速に入れると、右側面からシフトワイヤーの頭が見える状態になります。
その状態でアウターを少し引き抜きます。
アウターを抜いたことで露出したインナーを指で押し、反対側から出てきたら引っ張って抜きます。
3.取り付け前に一工夫
アウターワイヤーの内側にシリコーンルブを吹いておくと、動作が格段にスムーズになるのでおすすめです。
画像をクリックするとAmazonの商品ページにジャンプします。
新しいワイヤーを付ける
今回は冒頭で紹介した通り、シマノのインナーを使います。
インナーワイヤーとエンドキャップのセット。
1.シフターにインナーを通す
2.アウターにインナーを通す
3.ディレイラーにインナーを通し、しっかり張って固定する。
片手でワイヤーを引っ張りながらもう片方の手でねじを締めます。
4.変速をテストし、うまくいかなければもっと張って取り付け直す。
ギアは変わるがスムーズでない程度の誤差であればアジャストボルトが使えます。
反時計回りに回すとワイヤーが張られる構造です。
5.余ったワイヤーを切り、インナーエンドキャップをかしめて取り付ける
これにて完成!