皆さんこんにちは。blackusagiと申します。
2020年11月に編集していますが、最近自転車通勤する方が増えているようですね。
喜ばしい反面、整備不良の自転車を見かけることも増えました。
そこで、誰でもできる簡単な自転車の整備を解説、紹介していこうと思います。
多くの人は、自転車に日ごろから注油したり、部品を交換することはないでしょう。
ママチャリなら、それでも走ることは走ります。
しかし、チェーンの潤滑油切れ、さびつきによる駆動効率の悪化は凄まじく、
走行性能は下がり、余計な疲労に繋がります。
また、駆動系のほかの部品にも過負荷による悪影響を及ぼします。
そこで、チェーンの動きを良くし、軽い力で走れるようにするために行う非常に簡単でお金もかからず、それでいて大きな効果を発揮する整備があります。
チェーンの洗浄、注油です。
必要なもの
- 百均の万能オイルor自転車用チェーンオイルorサラダ油
- 不要な歯ブラシorぼろ布
- 中性洗剤
- 水
作業手順
- チェーンドライブ
- 外装6段変速
ですが、ほかにも
- 変速なし
- 内装変速(チェーンドライブ)
- 全ての外装変速
に当てはまります。
ベルトドライブの自転車(アルベルトなど)はこの整備を行う必要はありません。
作業を開始していきましょう。
チェーンに水をかけます。
このあと使う洗剤の効果を発揮しやすくするためです。
次に、洗剤を歯ブラシにつけ、チェーンを洗っていきます。
最近発見したのですが、ここはタオルに水と洗剤をかけて泡立てて洗うほうが汚れ落ちがいいです。
チェーンを洗剤と歯ブラシで洗います。黒い鉄粉がほぼ出なくなるまでしつこく洗い続けます。
最近気づいたのですが、タオルのほうが効率よく落ちます。
チェーンの全体をきれいに洗ったら、水で泡を洗い流し、水をぼろ布で拭き取ります。
ここまで来たら万能オイルの出番です。
注油は、チェーン全体にかけるのではなく、チェーンのコマ(曲がる部分、チェーンリンクという)の隙間に入り込ませるように、一滴づつ注油します。
側面に油が付くと、そこに埃や鉄粉が付き、重量増加や駆動抵抗になったり、埃とともに固まって次回の清掃が面倒になったりするので、気を付けましょう。
10分ほど放置した後、溢れて外側に付着しているオイルを拭き取ります。
注油の目的はチェーン内部の潤滑ですので、外側は油がない状態で正常です。
これで整備は完了です。
少ないお金と労力で、かなり自転車のパフォーマンスを向上できます。
この整備は長期間整備されていない、チェーンの状態が悪い自転車ほど効果を大きく実感できます。
古くなった自転車、買い替えを検討する前にDIY整備で甦らせてみませんか?
ママチャリは軽い整備で新車時に近いパフォーマンスを取り戻せるマシンです。
是非整備に挑戦してみてください!