なんでもばらすひと

自転車、パソコン、スマホ、モトブログ?

通勤/通学用自転車の用意のしかた クロスバイク編

f:id:blackusagi:20210422001902j:plain

こんにちは。最近自転車で通勤や通学をする、しようとしている人が多いようです。

しかし、よく乗られているクロスバイクには荷物が一切載りません。泥除けもありません。カスタムが必須です。

そこで、毎日の通学にクロスバイクを使っている帰宅部ガチ勢な筆者が「いかにして快適な通勤/通学をするか」を求めたクロスバイクのカスタムについて語っていこうと思います。

 

目次

 

ベース車の要求条件

  • タイヤサイズは26インチまたは700cが望ましいです。一般的なMTBクロスバイクのサイズから逸脱していると、部品が手に入らない場合があります。
  • ボトルケージ台座があると手軽に水分補給ができるため、熱中症対策の観点から必須です。
  • ダボ穴と呼ばれる、後付けの部品を追加するための穴があった方がいいです。ダボ穴がない自転車に取り付けられるリアキャリアもありますが、耐荷重の面で劣りますので、できればダボ穴付きの自転車をおすすめします。
  • 価格の安さも重要です。経済性はもちろん、きちんと手を入れて使えば価格が安い自転車の方が耐久性は高いです。

    たとえば、高度にエンジニアリングされた軽量アルミフレームより、形だけの鉄製フレームの方が頑丈ということはざらにあります。

 

 

 

個人的にお勧めなベース車

Nextyle NX-7021

 

後7速、前3速というこの価格帯ではかなり頑張っているスペック。

ブレーキや足回りはロードバイク用と互換性があるため、性能面でのアップグレードも比較的容易。

今回紹介する中で最も高性能な車種。

 

ALTAGE ACR-001

 

駆動系はママチャリの6速をベースにギア比を変更して最高速を上げた仕様で、信頼性の高さが特徴的。

タイヤサイズもママチャリ用と同じ26×1 3/8インチで、ママチャリ用の安いタイヤが履ける。

あとあとの部品代の安さが魅力的。

 

 LIG MOVE

先述のNX-7021に近い仕様なものの、フロント変速機が省かれる等している分1.5kg軽量。

街乗りではフロント変速機がなくても十分、というか操作が煩雑になる上に車重が重くなるので、ない方がおすすめだったりする。

 

 

 

どれを選んでも言えることは、

きちんと手入れして正しい乗車姿勢、回転数で乗れば40km/hは出ます。

安いから性能が低いというわけではないので、不満があればまず自分を疑いましょう。

 

 

付けるべきカスタムパーツ

フルフェンダー

雨の中や濡れた路面を走るとき、小さなフェンダーでは効果が薄く、結局服が汚れます。

通学などで雨の中を乗る方はママチャリのようなフェンダーをつけることをお勧めします。

下記画像リンクのものが筆者が毎日使っているクロスバイクにつけているものです。

樹脂製で軽量なため、走りに悪影響を及ぼしません。

安い代わりに取り付け用ねじは付属しないので、ホームセンターなどでM5サイズのボルトを別買いする必要があります。

 

 

リアキャリア

荷物を載せるのに必須です。これをつけるとかごやサイドバッグ、大きな荷物の括り付けなど、可能性がぐっと広がります。

下記画像リンクのものが筆者の愛用品で、ミノウラという日本の老舗メーカーの商品です。

 

 

ボトルケージ

特に夏場、ペットボトル飲料を入れておけるこれがあるのとないのでは大違いです。

大きめのダイソーなどでも取り扱いがあるようです。

 

 

スマホホルダー 

スマホ片手に自転車に乗るそこのあなた、死にたいんですか?

最低限こういったホルダーに固定しておきましょう。

音楽再生やGoogleMapなど地味に便利です。

 

 

ミラー

あると地味に便利です。

車道を走っているときにいち早く後続車を察知して道を譲れば、渋滞を起こさずに済みます。

筆者も愛用中。

 

 

灯火類

夜間走行の必需品です。法律では前照灯の明るさが200ルーメン以上あればいいことになっていますが、200ルーメンでは用途によっては十分に視界を確保できません。

用途別にお勧めを紹介します。

 

街灯のある街中の道しか通らない方

こちらの製品は価格も安く、また固定がナットのようなねじ式バンドなので段差などで向きが変わってしまったり、振動で暴れる心配がありません。

 

街灯のある郊外の道を通る方 

OLIGHT RN400

明るさが400ルーメンと比較的明るいです。

筆者は郊外での視界確保には最低400ルーメンは必要と考えています。

 

 

街灯のない道を通る方

OLIGHT RN800

明るさが800ルーメンとなり、車のフォグランプ並みといわれる高輝度です。

筆者はこれとほぼ同等のVOLT800という製品を使っていますが、この明るさなら間違いありません。

対向車への配慮をお忘れなく。

 

 

テールランプ

多くの自転車には後方反射板がありますが、車がライトをつけているだろう、という前提でいるのは危険です。

自分から発光して存在をアピールする必要があります。

これは光っていれば明るくなくてもいいので、百均などで売られているもので十分効果を発揮できます。

その場合は電池交換をお忘れなく。

 

 

総括

どうだったでしょうか?

この記事で紹介したパーツをつけると、冒頭に載っていた筆者の自転車に近いものが出来上がります。

個人的には、5万円のクロスバイクを買うより2万円のクロスバイクに3万円のカスタムをした方が幸せだと思っています。

あ、あと、命を載せる乗り物の維持費を渋るのはやめましょう。