こんにちは。学校が始まって忙しくなり、ずいぶん間が空いてしまいました。
今回いじっていくのはこちら!
はい。いわずと知れたベストセラーでございます。
現行モデルはよく異音をまき散らしながら走ってますよね。
注油くらいしろってんだ((怒
それはさておき、これは母のアザラシ化を止めるために乗らせているお買い物マシンなんですが、ブレーキレバーが重いし戻りが悪い。
ワイヤーの寿命です。
本来なら新品交換なんですが、これには裏技があるので紹介していきます。
アウターワイヤーがボロボロな場合は交換が必要です。
くれぐれも真似するときは自己責任で。
必要なもの
記事末尾にリンクを貼っています。
作業手順
①インナーエンドキャップを切り落とす
硬くかしめられているので、再利用は諦めてぶった切ってしまいましょう。
ワイヤーカッターを使うのがベストです。
②ブレーキワイヤーとキャリパーを分離する
5mm六角レンチでワイヤー固定ボルトを緩めます。
完全に外す必要はありません。
これでブレーキキャリパーとワイヤーが分離されました。
③ブレーキレバーとワイヤーを分離する
多くのブレーキレバーには、このようなワイヤーアジャスターがついています。
レバー本体とアジャスターの溝がすべて一直線になるように回します。
こんな具合です。
アウターワイヤーを引っ張って...
先ほどの溝からインナーを画像左に向かって動かします。
こうなったらタイコ部分を画像奥方向に動かせばブレーキワイヤーの取り外しが完了です。
取り外せました!
④外したワイヤーをさらにバラす
引っ張れば取れます。
画像上がインナーワイヤー、左下がアウターワイヤー、右下がリードパイプです。
⑤インナーワイヤーを洗う
古いブレーキワイヤーには、摩擦により発生する鉄粉やその錆が付着しています。
これらが動きを阻害するので、インナーワイヤーを洗剤付きのタオルで全体的に拭き掃除します。
⑥アウターワイヤー内部に注油する
アウターワイヤー内部にシリコーンルブを吹き込みます。
反対側から出てくるまで吹きます。
出てくる液が茶色い場合は、透明になるまで続けてください。
⑦リードパイプ内部に注油する
リードパイプの太い部分、アウター受けを引っ張って外します。
アウターと同様に注油します。
あとは組み立てれば完了です。
Tips
この方法はワイヤーの動きが渋くなるたびに繰り返して一本のワイヤーを交換時期三回分くらいごまかして使うことができます。
新品を取り付ける際にも同じことをしておくと寿命を伸ばすことができます。
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ではまた次回!